FXの実践
FX会社を選ぶには?
FXをはじめるには、まず、FX会社で口座を開く必要があります。
口座開設するときに重要になるのが、FX会社選びです。
FX会社の破綻で担保として預けていた証拠金が戻らないというケースもあるので、信頼できる会社かを見極めなくてはいけません。
信頼できるFX会社とは、
たとえば、業界で長くやっている、口座数が多い、親会社がしっかりしているなどが挙げられます。
あとは取引のスタイルに合わせて会社を選びます。
デイトレ取引では、手数料・スプレッド幅が小さいほうが有利です。
スワップ取引は、スワップ金利が高い、ポジションの決済をしなくてもスワップ金利分だけ出金できるほうが便利です。
FXの資金管理
チャンスを逃さないためにも資金管理は大切です。
資金管理はレバレッジと並び重要です。
FX会社の口座に証拠金を入金した後、実際に取引する場合、そのうちの一部を使います。
最小単位の取引をするのに必要な証拠金の額は、それぞれの会社、口座により違いますが、その倍率がレバレッジです。
仮に複数のポジションを持つと、証拠金を多く使うことになるので、口座の残高はどんどん減ってきます。それが多くなると、ほんの少し相場が予想と逆方向に動いただけで「マージンコール」や「強制決済」にかかります。
「強制決済」は、損失を一定割合に抑え投資家を守る措置ともいえるので、こういう仕組みのあるFX会社を選ぶほうが安心できます。
資金管理は自分なりの目安を決めておくといいです。
たとえば、デイトレの場合、証拠金の3割程をトレードに。レバレッジは、証拠金に対して50倍以下。スワップは、レバレッジ2倍ほどにするというようにします。
※マージンコールは、使用証拠金や含み損が増えて、口座残高(担保余力)が一定の水準以下に減ったとき、ポジションの一部を決済してしまうか、追加の証拠金を入れるように、画面上やメールで注意を促すものです。
強制決済は、強制ロスカットとも言われ、口座残高(担保余力)が一定の水準を下回ったとき、ポジションをすべて強制的にしてしまいます。
FX 決済の注文
FXには決済の注文にも、「成行」と「指値」があります。
「成行」は、相場のそのときのレートで決済します。
「指値」は、あらかじめ決済のレートを仮注文しておくものです。
決済の指値注文には、
利益を確定させるための「リミット」と、損失をとめるための「ストップ」があります。
FXで勝つために必要なことは、大きく負けないことが大切なので、エントリーのときに必ず「ストップ」を入れて、決して動かさないようにします。
※ストップは、損失を一定の範囲で止めるために使いますが、相場が予定通りに動いて含み益が増えてきたら、ストップのラインを動かして一定の利益を確保するためにも使います。
FX会社によっては、相場に応じてストップが自動的に一定幅で動く「トレーリング・ストップ」という機能が用意されている場合もありますが、ない場合もあります。その場合は、自分で動かせばいいのです。
ストップを動かすのは、あくまでも含み益があるときで、損が出ているときは動かさないのが鉄則です。
FXの注文の出し方
FXの注文の出し方には、大きくわけて「成行」と「指値」の2つがあります。
「成行」は、取引画面を見ながらそのときのレートで出す注文です。
注文を出してから成立するまで何秒か間があくので、その間のレートが動くことがあります。
「指値」は、「いくらで売りたい」「いくらで買いたい」という希望を出す注文です。
明確な予想や外出の用事があるときは「指値」で注文します。
相場のレートが希望の価格になれば売買は成立しますが、相場のレートが希望まで行かないと成立しません。
「指値」を使う目的は、
できるだけ「安く買い」「安く売る」ためです。
相場がそろそろ底かな、天井かなというとき、少しでも安く、または高くエントリーするには、あと少しのところを見計らって「指値」を出すわけです。うまくいけば、その分利益が大きくなります。
もう1つ目的があります。
それは、PCをずっと見ていられない時のためです。
「このあたりでいいかな」というラインを決めて、「指値」、で注文を出します。その価格になれば自動的にエントリーが成立します。
相場の動きは、トレンドラインを引いて参考にしましょう。
上昇トレンドの場合は、安値を結ぶ線がトレンドラインで、支持線(サポートライン)とも呼ばれます。上げの「押し目買い」を狙って指値を入れます。
下降トレンドの場合、高値を結ぶ線がトレンドラインで、抵抗線(レジスタンスライン)とも呼ばれます。下げの「戻り売り」を狙って「指値」を入れます。
FX レバレッジの選択
FXのレバレッジとは、
最低取引単位である1枚の売買金額と、その取引に必要な証拠金の比率のことです。
たとえば、多くのFX会社では、1まいのちゅうもんで1万通貨単位のポジションを持つことになります。「ドル/円」の通貨ペアでレートが1ドル=100円なら、1枚のエントリーで100万円分のポジションを持つことになります。
この1万通貨単位の取引に必要な証拠金が1万円なら、100万円÷1万円=100で、リバレッジは100倍ということになります。
会社、または通貨ペアによって、このレバレッジはかなり違います。
なかには、1万通貨単位あたり証拠金が5000円(ポンドなら約400倍)というところや、証拠金と同額での注文(レバレッジ1倍)ができるケースなどもあります。
これからFXを始めようとする人は、低いレバレッジからはじめることをおススメします。
FXの取引手法(スキャル・デイトレ・スイング・スワップ)
FXの取引手法には
- スキャルピング(スキャル)
- デイトレード(デイトレ)
- スイング
- スワップ
大きく分けて4つあります。
それぞれの違いは、1回の取引の時間の長さや利益の狙い方にあります。
1から3は、買ったとき(売ったとき)より売ったとき(買ったとき)のほうが値上がり(値下がり)していることで儲けようとする方法です。
スキャルピングは、相場の動き(上下)をリアルタイムで追いかけながら、数秒から数分単位で1回の取引を終了するものです。
メリットは、
・短時間で決済するので結果が早く出る
・ポジションを長く保有しないのでストレスが少ない
デメリットは、
・PC画面に集中している必要がある
・1日で大きな利益は難しい
デイトレードは、基本的にエントリーしてから24時間以内に1回の取引を終わらせるものです。
メリットは、
・1日という枠を設けるので、負けても仕切りなおしやすい
・チャート中心で初心者にもやりやすい
デメリットは、
・相場の流れを読む勘と経験が必要
スイングは、数日から数週間の期間で、比較的大きなトレンドに乗って取引する方法です。
メリットは、
・外貨貯金より手数料が低く効果的
デメリットは、
・相場が大きく動くと金利分以上の為替差損が発生する
スワップは、最低でも数ヶ月、長ければ1年以上、高金利通過の買いポジションを維持し、金利収入(スワップ金利)を狙う方法です。
金利の低い通貨(一般的に円)を売って、金利の高い通貨(ニュージーランドドルや豪ドル、南アフリカランドなど)を買うポジションにしておくと、毎日一定の金利がもらえます。が、このやり方は、円高が進むと損失が膨らむ危険性があります。
その結果、稼いだ金利分や証拠金もほとんどなくしてしますことがあります。
また、デイトレ以上に「損切り」が難しいです。
スワップ中心のFX投資は簡単ですぐにできますが、その分安易に考え、ズルズルはまってしまう危険性があります。
FXの取引の流れ
FXの1回の取引は3段階で行われます。
- 注文(エントリーする)
- ポジションを持つ
- 決済(エグジット)する
エントリーでは、基準通貨の「買い」か「売り」のいずれかになります。
「買い」の注文を出すことを「ロング」、「売り」の注文を出すことを「ショート」といいます。
「ロングでエントリー」といえば、「基準通貨に買い注文を出すこと」、
「ショートでエントリー」といえば、「基準通貨に売り注文を出すこと」です。
2つ並んだ通貨のうち先に来るほうが基準になり、
「ドル/円」のなら、「買い」は投資家がドルを買う場合、「売り」とはドルを売る場合の円の価格のことです。
エントリーすると、基準通貨をエントリー時の価格で「買った状態」、または「売った状態」が続きます。これが「ポジション」です。
1回の取引は、最後にエントリーとは反対の注文を出して、ポジションを清算します。これが「決済(エグジット)」です。「買い」でエントリーし、「買いポジション」を持っていれば、「売り」で決済することになります。
決済することで、はじめて利益または損失が確定します。
ここまでがFX注文の流れです。
FX 円高と円安 売りと買い
円高とは、
"より少ない"円で他の通貨と交換できることです。
たとえば、1ドルが100円のときにドルを買うのと100円必要なのが、1ドル90円のときにドルを買うのと90円で、1ドル買うためのお金が10円得しました。これが「円高」です。
円安とは、
他の通貨と交換するのに"より多く"円が必要なことです。
2つの通貨の組み合わせでは、どちらかが高くなれば、どちらかが必ず安くなります。
こういう通貨の組み合わせごとに、高くなるほう、安くなるほうを予想するのがFX取引の核心です。
実際のFXでは、基準となる通貨に対して、ペアとなる通貨の価格が表示されます。そのため、基準となる通貨が上がると予想すれば基準通貨の「買い」、ペアとなる通貨のほうが上がると予想すれば基準通貨の「売り」になります。
※交換レート
交換レートには基準通貨の「売り」と「買い」があって、テレビなどで「ドル/円」について「100円15銭から30銭で取引されています」という場合、「売り」が100円15銭、「買い」が100円30銭という意味です。
FX 外国為替市場
外国為替市場は
海外旅行に行くとき円を現地通貨と交換します。
その両替を大量に行うところが「外国為替市場」です。
「市場」というと株式と同じように取引所があるようなイメージですが、実際は、東京、ニューヨーク、ロンドンなどで平日、銀行間などで行われる1対1の通貨取引を比喩的に「市場」といっています。
以前は、日本国内でも外国為替取引を行えるのは、政府の許可を受けた銀行だけでしたが、1998年に法律が改定され、誰でも外国為替を業務として行えるようになりました。
それとともに個人投資家を対象とする「外国為替証拠金取引」という新しい商品ができ、これを「FX」と呼んでいます。
現在、金融先物業登録をしてFXを扱っている会社は、100社程あるといわれています。
FXをする個人投資家の場合、直接、東京やニューヨーク、ロンドンなどの外国為替市場に参加するのではなく、証拠金といわれるお金をFX会社に預け、FX会社を通して通貨を売ったり買ったりします。契約上、取引相手はFX会社で、取引の担保として証拠金を預けています。
※外国為替証拠金取引は、金融商品取引法に規定されるデリバティブ取引の一種とされ、金融商品取引法に基づく登録を受けた業者でなければ行うことができません。
ここでは、FX取引を実際に扱っている会社を、FX会社とよんでます。
FXトレーダーの時間管理のコツ
FXトレーダーの時間管理のコツ
サラリーマンのFXトレーダーも多いと思います。
日中は本業があるので、余った時間でFXに取り組むしかありません。
FXは24時間取引。変動は待ってくれません。
本業に集中できなくなるなど、
デメリットに感じることも多々あるでしょう。
少ない時間をどう使うか、どう時間管理をするかが生命線です。
参考:http://better-happier.net/
● 損切り注文だけは忘れずに!
為替相場は変動が起こります。円高傾向、円安傾向、時間とともにに変動していきます。日中本業で働いているときは、当然トレードはできません。
仕事中、為替変動で保有ポジションがマイナスに向かうときもあります。アラートメールの設定や、あらかじめ損切りレベルを決めて、損切り注文を出しておくことができます。これは、被害を最小限に食い止める必須手段です。
仕事中の相場変動は仕方ないので、帰宅後に再度対策を練りましょう。
● 必須アイテムは手元で手軽に情報を収集できるモバイルFX。
FX口座をこれから作る方は、モバイルサービスが充実しているFX業者を選ぶとマーケット情報や相場チェックをすることができます。
上手に時間管理をすることができます。
● 通勤電車でなにをするか?
電車を待つ間、携帯電話で為替レートやマーケット情報チェックすることもできます。ちょっとした空き時間に情報収集することで、電車を待っているときのストレスも軽くなります。
大切なのはなにをするか自分で決めておくこと。
「通勤時間はマーケット情報をチェックする」など、1つだけでも日課にしておくと、FXリテラシーもアップするはず。
「帰宅中はモバイルFX機能を使って情報収集」と決めておけば、
帰宅後の行動が明確になります。
損切り注文も早く出すことができます。
● パソコンを立ち上げたらまず何をするか?
パソコンは道具でありながら、あなたの大切な時間をどんどん奪おうとする敵でもあります。
まずメールチェックをする人は終わっていると言っても過言ではありません。
時間管理としては最低です。
パソコンを立ち上げて15分間ですることを決めておきましょう。
「15分間でマーケット情報をチェックしてトレードする」など行動することを決めておく。
情報を見るだけでは何もしないのと同じかもしれません。