チャートの見かた ローソク足
FX ローソク足の時間軸
FXのローソク足の特徴は、一定時間における価格の動きが圧縮されて表示されていることです。
ローソク1つあたりの期間が1日の場合日足(ひあし)、1週間の場合週足(しゅうあし)、1ヶ月の場合月足(つきあし)と呼びます。他に、1分、5分、10分、30分、1時間、2時間、4時間といった種類があります。
日足は、1日の相場の動きが1本のローソク足になっています。数ヶ月単位での大きなトレンドが分かります。
1時間足は、1時間の相場の動きが1本のローソク足になって、過去数日のトレンドが分かります。
10分足は、10分間の相場の動きが1本のローソク足になっていて、デイトレードにちょうどいいです。
長い足から短い足を順に見るのがおススメです。
長い足のトレンドが上昇なら「買い注文(ロング)」、長い足のトレンドが下降なら「売り注文(ショート)」のエントリーを考えて、大きな利益を狙うために決済は長めにひっぱります。
長いトレンドと短いトレンドが違う場合は早めの決済を心がけましょう。
FX ローソク足のコマ
コマとは、
実体の上下にヒゲがあるが、実体もヒゲもすべてが短くなっているローソク足のことです。
実体が陽線なら「陽のコマ」、陰線なら「陰のコマ」と言います。
相場として始値と終値がほぼ同じで、上下のあまり動かない状態を示しています。
売り買いともにエネルギーがあまり強くなく、迷っている可能性が高いことを示しています。
陽のコマは、わずかに上昇傾向があることを示し、陰のコマは、わずかに下落傾向にあることを示していますが、大きく下げた後に出た場合、売りのエネルギーが弱まったシグナルかもしれません。
「コマ」は、いずれ相場が大きく動くことを前もって暗示しているとも言えます。
FX 十字足
FXのチャートの十字足は、
実体がほとんどなく、ヒゲが上下に伸びた形です。
「寄せ線」とも呼ばれます。
始値と終値がほぼ同一で、その値段をはさんで高値と安値が存在しているので、「売り」と「買い」の勢いが拮抗していることを示しています。
前後のローソク足も、実体が短く似たような形で、高値安値の幅(レンジ)が狭くなっているようなら、相場が迷っている状態にあるといえます。
「十字足」も上下のヒゲが長く伸びているほど売りと買いの勢いが拮抗して綱引きしているといえます。
下ヒゲが長いのが「上十字」、上ヒゲが長いのが「下十字」です。
この場合、相場のエネルギーはあるので、高値圏や安値圏で出たら、反転のシグナルと考えましょう。
しばらくして、それまでとは反対方向に「陽の丸坊主」や「陰の丸坊主」が出るかもしれないので、注意しましょう。
FX トンカチ
FXのチャートのトンカチは、カラカサの逆で、
長いヒゲの下に陽・陰線の小さな実体がぶら下がっている形です。
「首吊り線」ということもあります。
これも基本的に相場の動きが前半と後半で逆方向になっているので、上昇トレンドが続いた後に出ると、相場反転の可能性が高いとされます。
高値圏で「トンカチ」が出れば"売り"のシグナルといえます。
上ヒゲについては、長いほうが相場反転の可能性が高いといえます。
トンカチの中でも特に、実体の部分が薄かったり、線になったりしているものは、「トウバ」と呼ぶことがあります。これは、トンカチと基本的に同じ意味です。
トンカチもカラカサと同様に、相場反転のシグナルなのでヒゲの長さも含めて用心して慎重に先行きを見極めましょう。
FX カラカサ
FXのチャートのカラカサは、長い下ヒゲの上に陽陰線の実体が乗っている形です。その名の通り"傘"に似ているところから名付けられました。
カラカサの相場の動きとしては、始値から大きく下がった後、ぐっと戻しているわけです。
しかも、実体が陽線なら、始値より終値のほうが高いことを示しています。
上にヒゲがないので、上昇を続ける途中で終値になったと考えられ、下落相場から上昇相場へ反転した可能性があります。
相場が上昇している途中でカラカサが出たときは、いったん上昇の勢いが止まったことを示すこともあります。
実体が陰線なら、その後、下落に転じる可能性もあり注意が必要です。
実体の部分が薄いか線のみの場合、「トンボ」といわれます。
上ヒゲのないT字線などで「カラカサ」とほぼ同じ意味です。
FX 陰線の種類
FXチャートの陰線の種類は次のよう。
陰の丸坊主
陰の丸坊主は陰線のヒゲがない、実体のみの形です。
実体が長いほど下落のピッチは早く、勢いが強いことを示しています。
FXでは、相場が長期間にわたり上昇した後に、長〜い「陰の丸坊主」が出ることがよくあります。
2007年、2008年のサブプライムローン問題をきっかけに「クロス円」の相場が急落したときなども、長い「陰の丸坊主」が続きました。
高値圏で現れたときは、相場の方向が転換する可能性があります。
陰の寄付坊主
陰の寄付坊主は下にすこしヒゲが出た長い陰線です。
下落の勢いがやや弱まっていることを示しています。
陰の大引坊主
陰の大引坊主は上にすこしヒゲが出た長い陰線です。
上げた後に出ると強い下落を示しています。
下影陰線
下影陰線は上下にヒゲがあるが、下のほうが長く、実体も短い陰線です。
下落の勢いが弱いことを示しています。
上影陰線
上影陰線は上下にヒゲがあるが、上のほうが長く、実体も長い陰線です。
下落の勢いが強いことを示しています。
中陰線
中陰線は上下にヒゲがあるほどほどの長さの陰線です。
もみ合いながらの下落傾向を示します。
FX 陽線の種類
FXチャートの陽線の種類は以下。
陽の丸坊主
陽の丸坊主はヒゲがない、実体のみのローソクを言います。
ヒゲがないということは、始値=安値、終値=高値を意味し、ほぼ一本調子で相場は上昇していることになります。実体が長いほど上昇のピッチが早く、勢いは強いと判断できます。
いくら実体が長くても、上下にヒゲが付いたときは、陽の丸坊主とは言いません。
長い陽の丸坊主長いが出た後は、「買い」のエントリーをするのが基本です。特に、相場の水準がかなり下げた後に、陽の丸坊主が出れば「買い」です。
陽の寄付坊主
陽の寄付坊主は上にすこしヒゲが出た長い陽線です。
上昇の勢いがやや弱まったことを示しています。
陽の大引坊主
陽の大引坊主は下にすこしヒゲが出た長い陽線です。最初は下がったものの、途中から上昇が強まったことを示しています。
下影陽線
下影陽線は上下にヒゲがあるが、下のほうが長く、実体も長い陽線です。
上昇傾向を示しています。
上影陽線
上影陽線は上下にヒゲがあるが、上のほうが長く、実体は短い陽線です。
上昇の勢いが弱いことを示しています。
中陽線
中陽線は上下に短いヒゲがある、ほどほどの長さの陽線です。
もみ合いながらの上昇傾向を示しています。
チャート見かた ローソク足
FXの取引を行うときに、エントリーや決済のタイミングを判断するのに必要不可欠なのが、チャートです。
チャートとは、
本来、図やグラフ、表などのことで、投資の世界では、特に相場の動きを一定のルールの従って図表にしたものを「チャート」と呼びます。
このチャートを使うことで、過去の相場の動きを分析し、将来に動きを確実に予想しようというわけです。チャートの種類は100以上もあります。
チャートの中でも最も代表的なのが、「ローソク足」です。
これは、一定の期間を決め、その期間の最初に付いた「始値」、最後に付いた「終値」、最も高い「高値」、最も安い「安値」という4つの価格を1本の棒状の形にして並べたものです。
始値と終値がローソク足の「実体(芯)」、期間中の安値と高値はそこから上下に伸びる「ヒゲ」で表現します。
ローソク足をみると、その期間内に相場がどのように動いたかが簡単にわかるので、多くの投資家が、参考にしています。
ローソク足の形状には、陰陽線があります。
陽線は、始値より終値が高いとき白地で表します。
陰線は、始値より終値が低いとき黒地で表します。
十字線は、相場の転換を暗示するシグナルとされています。
始値と終値が同一で、その値段を挟んで高値と安値が存在します。高値に向かって上ヒゲが、安値に向かって下ヒゲが出て、その姿が十字になっていることから、十字線と呼ばれています。